テイルズ・オブ・ヴェスペリア

すげー、テイルズなのに恋愛要素ほぼゼロの上に主人公がダークヒーロー。

帝国という管理社会の秩序維持のための騎士団に、社会変革の意思を持って親友とともに入団したが、法や規則の硬直性に嫌気が差し騎士団をやめて下町の用心棒をやっている青年が主人公。
しかも「正義を貫き通すRPG」の二つ名のとおり、腐敗した政治家が法の裁きを逃れたのを見て即座に必殺仕事人張りに暗殺、騎士団の幹部がその権力をかさに来て町を支配していたら流砂に落とし暗殺。
そがを親友にばれその独善性を非難されるも、その親友が組織の中で出生した結果、年を武力制圧するなどの仕事をやらされているのを見て口論。親友に「僕も殺すのか」と問われ即座に「悪党ならな」と返す。下町のトラブルを解決するた旅の途中で、帝国を飛び出したアウトローたちの集団「ギルド」に出会い、その覚悟にひかれる。
そのギルドの内紛とか最早任侠の世界。ボスは責任とって切腹、しかも主人公は介錯までやっちゃう。そのボスの死んだ原因の陰謀の実行者の悪役も、その偉大さをしのんで私人として悼む。

しかし、世界を脅かす敵は結局魔導器という科学を使いすぎた結果もたらされる災厄である星食みであり、ラスボスは自然破壊する人間とかみんなころしちゃえ☆な元英雄。チープ。
序盤〜中盤の任侠が面白かっただけに少し残念。